日本郵便と東京大学総合研究博物館の協働による博物館

1931年(昭和6年)に建造された東京中央郵便局の跡地に、商業施設であるKITTEと共に2013年(平成25年)にオープンしたJPタワー。このJPタワーの2階・3階にある博物館が、インターメディアテクです。日本郵便と東京大学総合研究博物館(UMUT)の協働プロジェクトで、東京大学が1877年(明治10年)の開学以来蓄積してきた、動物の骨格や剥製、鉱物、昆虫など、自然誌・文化誌の学術標本を常時展示しています。


レトロモダンな空間にデザインされた展示

旧東京中央郵便局は「昭和モダニズムの名建築」と称されるほど、建物自体がモダンとの評価を受けていました。元・郵便物の仕分け室だった展示室は、むき出しのモルタルや細長い空間など当時の面影を色濃く残し、学術標本の展示をデザインすることで、空間全体が芸術品のような驚きと感動に溢れています。また戦前から使われているアンティークの展示ケースを再利用し、レトロモダンな雰囲気をさらに引き立てています。


美術館のような斬新な博物館

東京大学総合研究博物館(UMUT)が蓄積してきた膨大な学術標本を、新しく自由なスタイルで展示しているインターメディアテク。館内の随所に曲面鏡が取り付けられ、覗き込むと博物館自体が芸術作品のようにも見えます。既存の博物館の概念を取り払い、カテゴリーに属さない独自の社会教育施設という存在になっています。


まとめ

建物自体がアートのようだった東京中央郵便局の雰囲気を大切にした、ユニークな博物館です。「昭和モダニズム」を意識した展示スタイルは斬新で、展示数も見応え十分。それでいて入場料は無料で、東京駅丸の内南口すぐという立地なので、待ち合わせなどにも便利です。知的な時間を過ごせるスポットとして新たな観光名所になりそうです。

<DATA>
【住所】東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー/KITTE 2F・3F
【営業時間】11:00~18:00 (金・土曜11:00~20:00)
【休み】月曜(祝日の場合は火曜)
【アクセス】JR東京駅 丸の内南口より徒歩1分
【駐車場】丸の内パークイン(4.5時間まで300円/30分、4.5時間~12時間まで2,700円、12~16時間まで2,700円+300円/30分、16~24時間まで5,100円)
【HP】http://www.intermediatheque.jp

※本記事は、2016年4月30日時点の情報です。記事内容が変更になっている場合があります。予めご了承ください。(onion 編集部)

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